ノルバスクOD錠-医薬品の効果・副作用

水なしでも飲めるOD錠(口腔内崩壊錠)という形状の薬が発売されているノルバスク。通常のノルバスクとの違いや、OD錠であるメリットデメリットについての解説サイトです。

網膜細動脈硬化症治療にCA拮抗薬の一種であるノルバスクを

網膜細動脈硬化症とは網膜の動脈が固くなる病気です。動脈硬化とは、高血圧などが原因で血管の壁にコレステロールが沈着したり、壁そのものが変性したために弾力性が失われ、固くなってしまった状態のことを言います。この状態が網膜動脈に起こったものが網膜細動脈硬化症となります。長い期間に渡って高血圧が続いてきたことを意味し、今現在の血圧が高いことを意味する高血圧性眼底とは区別されます。網膜細動脈硬化症は自覚症状がない病気です。高血圧の治療の際、眼底検査を行うことで初めて指摘されるということがよくあります。放置しておくと、網膜動脈が詰まる網膜動脈閉塞や、網膜静脈に血栓ができる網膜静脈閉塞などの病気につながる危険があるため、適切な治療を行うことが大切です。
網膜細動脈硬化症の治療は、高血圧そのものを解消するための内科的治療となります高血圧には服薬治療が行われますが、よく使われる薬がノルバスクです。ノルバスクの主成分はアムロジピンであり、これは効果が比較的穏やかであることから、副作用が起こる心配が少ないという利点があります。また、一日一回の服用となるため、服用管理が容易であるということも大きな利点です。高血圧治療薬には利尿薬やCA拮抗薬などの様々な種類がありますが、ノルバスクはCA拮抗薬という種類に分類されます。動脈の血管の壁には、平滑筋細胞でできた相があり、この細胞が収縮することで血管が細くなり血圧が上がります。この収縮は、細胞の中にカルシウムイオンが流れ込むことで起こります。CA拮抗薬は、細胞がカルシウムイオンを取り込む入り口であるカルシウムチャンネルを塞ぎます。これにより平滑筋細胞は収縮を抑えるようになり、血管が拡がり、血圧が下がります。