ノルバスクOD錠-医薬品の効果・副作用

水なしでも飲めるOD錠(口腔内崩壊錠)という形状の薬が発売されているノルバスク。通常のノルバスクとの違いや、OD錠であるメリットデメリットについての解説サイトです。

多剤服用の患者にOD錠は無意味?

高血圧症の治療薬として、ノルバスクが非常に熱い注目を集めています。
ノルバスクは、第三世代のカルシウム拮抗薬に分類される医薬品です。
大まかなメカニズムとしては、カルシウムが血管に入り込むのを阻止することで、血管の収縮を防ぎ、血流が良くなって、血圧を正常に保つ、というものです。
ノルバスクの特徴として、緩やかに効いてくる、というのがあります。
それだけに、すぐにでも血圧を下げなければならない、という場面では、実のところ、役に立たないのです。
ただ、じっくりと降圧効果が出てくるということは、とりもなおさず、マイルドに効果を発揮するということですから、副作用も懸念されるようなものはほとんどありません。
ノルバスクのこういった安全性は、処方する医師の立場からしても、ありがたいものです。
また、半減期が約35時間ですので、効果が長く持続するのです。
24時間以上の持続がありますので、服用も1日1回だけで大丈夫です。
この点も、実際に薬を飲む患者にしてみれば、服用管理が非常にやりやすいというので、好評です。
ノルバスクには、OD錠も用意されています。
水なしで、また、噛み砕く必要もなしに服用できるのです。
たとえば、介護施設に入居している高血圧症患者であれば、OD錠は非常に助かります。
多くの薬を飲んでいるのだから、OD錠であることの意味がない、との見方は、決して正しいとは言えません。
噛んだり、飲み込んだりすることがうまくできないシルバー層の人は、少なくありません。
そういった人には、OD錠が用意されていることで、薬を服用できるのですから、非常にプラスになります。
ノルバスクがいろんな形で高血圧症に悩んでいる人を助けていることに、あらためて感動を禁じ得ません。